宇宙 x ライフサイエンス in 神戸 3月19日

2024年3月19日に開催されます株式会社IDDK主催のイベントのご案内です。
詳細は、リンク先をご確認ください。
現地    https://biock-space-bio-001-real.peatix.com/
オンライン https://biock-space-bio-001-online.peatix.com/

BiocK宇宙バイオ実験分科会キックオフイベント・成長産業育成コンソーシアム推進事業 ネットワーク交流会
「宇宙 x ライフサイエンス in 神戸」

内閣府認定グローバルバイオコミュニティの一つ、バイオコミュニティ関西(BiocK)に「宇宙バイオ実験分科会」が設立され、本格的に活動を開始いたしました。
BiocK分科会とはバイオ分野の新事業で社会課題を解決するために結成された企業や産学官連携プロジェクトチームのこと。宇宙バイオ実験分科会では株式会社IDDKをリーダー機関としアカデミア有識者や企業技術者などで産官学連携チームを構成し、日本発民間主導宇宙バイオ実験プラットフォームの構築というバイオ新事業を軸に、「技術」、「国内研究の活性化」、それを支える「組織づくり」などの課題に取り組むことで、バイオ全般の社会課題(人類課題)の解決にアプローチします。
本分科会の本格的な始動に伴い、公開キックオフイベントを開催いたします。

【開催概要】
神戸(関西)の地で宇宙xライフサイエンスの研究について、その目的や意義について語りあうイベントです。
国際宇宙ステーションなどでのバイオ実験の有識者の先生方5名を招いて、研究内容のショートトーク、IDDKが目指す民間主導の宇宙バイオ実験プラットフォーム構想とビジョンを紹介し、全員でパネルディスカッションをおこないます。
民間人宇宙旅行の本格化など宇宙はどんどん身近になってきました。これからは誰でも宇宙に関われる時代が来る!という可能性を体験してください。

開催日時:2024年3月19日(火)17:30~19:30
開催形式:リアル&オンライン ハイブリッド開催
参加費:無料
リアル(現地)会場:ANCHOR KOBEイベントスペース、定員100名
(神戸市中央区加納町4丁目2−1 神戸三宮阪急ビル 15階)
オンライン配信:Zoomウェビナー、定員500名
共催:BiocK宇宙バイオ実験分科会、株式会社IDDK、公益財団法人新産業創造研究機構
後援:バイオコミュニティ関西(BiocK)、LINK-J、神戸市、国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)
*このページはリアル(現地)参加の申し込みページです。
オンライン参加に申し込みの場合は、こちらからお願いいたします。

イベントのチラシはこちらからダウンロードできます。

【プログラム】
1.開会のあいさつ・バイオコミュニティ関西(BiocK)について
   坂田 恒昭(バイオコミュニティ関西 副委員長兼統括コーディネーター、大阪大学特任教授)
2.BiocK宇宙バイオ実験分科会・宇宙バイオ実験プラットフォーム構想について
   池田 わたる(株式会社IDDK 取締役・Chief Scientific Officer)
3.宇宙xライフサイエンスの研究について(ショートトーク)*順不同
   二川 健(徳島大学 医学部 医科栄養学科 生体栄養学分野 教授)
   高橋 昭久(群馬大学 重粒子線医学推進機構 重粒子線医学研究センター 教授)
   日出間 純(東北大学 大学院生命科学研究科 分子化学生物学専攻 分子遺伝生理分野 准教授)
   藤田 知道(北海道大学大学院理学研究院 生物科学部門 形態機能学講座Ⅰ 教授)
   園下 将大(北海道大学 遺伝子病制御研究所 がん制御学分野 教授)
4.パネルディスカッション 宇宙xライフサイエンスの研究について、目的や意義をテーマの中心に
5.神戸医療産業都市における宇宙分野への期待
   森 浩三(神戸市企画調整局医療産業都市部 部長) 
6.閉会のあいさつ
   上野 宗一郎(株式会社IDDK 代表取締役)
※プログラムの内容は予告なく変更となる可能性がございます。

【ショートトーク登壇者】
二川 健
徳島大学 医学部 医科栄養学科 生体栄養学分野 教授
専門分野は宇宙栄養学。宇宙実験を通して、無重力や寝たきりによる筋萎縮の分子メカニズムを明らかにするとともに、その栄養学的な治療法の開発を目指している。大豆蛋白質や抗酸化栄養素に着目し、将来はそれらを月面で栽培し、地産地消できる世界を目指している。
研究室HP

高橋 昭久
群馬大学 重粒子線医学推進機構 重粒子線医学研究センター 教授
スペースシャトル、ミール、ISS「きぼう」でのDNA、細菌、酵母、細胞性粘菌、ヒト培養細胞、ラットなどを用いた多数の宇宙生物実験に参画。専門は放射線生物学。「宇宙に生きる」ため、宇宙放射線だけでなく、地球と異なる重力環境との複合的な生物影響の研究を進めている。独自の宇宙環境模擬装置を開発し、再び、宇宙実験の準備中。
ISS実験-1 ISS実験-2

日出間 純
東北大学 大学院生命科学研究科 分子化学生物学専攻 分子遺伝生理分野 准教授
太陽光に含まれる紫外線UV-Bに対する応答・障害・修復を中心に、他の環境因子との複合的な影響(太陽紫外線・可視光、温度、重力など)、適応応答と破綻に至る機構を、様々なモデル植物を材料に、分子細胞生物学、生理学的な解析を専門とした研究を行っている。また、地球外環境での植物育成技術の確立を目指し、重力ストレス下で想定される他の環境ストレス(高紫外線、放射線等)との複合影響に関して、ISSを利用した宇宙実験、さらにはISSに依存しない宇宙環境曝露生物実験装置(BioCube)の開発にも取り組んでいる。
研究室HP

藤田 知道
北海道大学大学院理学研究院 生物科学部門 形態機能学講座Ⅰ 教授
生物の多様な生き様に魅せられ、地球上のさまざまな環境でいろんな生き物がそれぞれに、また互いに繋がりあってどのように生存し続けているのかその仕組みを遺伝子や細胞レベルから理解したいと研究している。特にコケ植物を中心に植物の発生・進化、環境応答の仕組みと限界に興味がある。これまでに生物が経験したことのない環境、つまり宇宙のような環境でコケ植物はどのように適応し生存可能か、またコケ植物の素晴らしい環境適応能力を利用してテラフォーミングに繋げられないかと研究を進めている。
研究室HP ISS実験

園下 将大
北海道大学 遺伝子病制御研究所 がん制御学分野 教授
専門はがん生物学、創薬科学、遺伝学。がんを制御可能な疾患に変えるべく、ショウジョウバエを使用した個体レベルの網羅的表現型スクリーニングやマウス解析系を駆使し、がんの発生機序解析や新規治療薬シーズ開発を展開。最近、重力変動が個体の薬物応答を変化させることを地上実験で見出し、がん研究の新たな切り口として注目。国際宇宙ステーション「きぼう」における解析を準備中。
研究室HP

【問い合わせ先】
担当者: 池田 わたる
E-MAIL: iddk_biolab[at]iddk.co.jp
※メール送信時には[at]を@に変更してください

主催者
(株)IDDK_宇宙バイオ実験