HASTICについて

HASTICについて

HASTIC(北海道宇宙科学技術創成センター、Hokkaido Aerospace Science and Technology Incubation Center)は、2002年6月に任意団体として設立され、2003年1月にNPO法人として認可されたばかりの新しい組織です。北海道内に点在する宇宙開発関連施設や宇宙関連大学研究室をネットワーク化することにより、宇宙開発技術を生かした新産業の創出や起業家の支援、次世代研究者・技術者の育成を行うことを主な目的としています。また、宇宙科学技術の開発推進を地方が主導的に行うことにより、わが国の宇宙開発の発展に貢献することも目指しています。

●定款
●役員・法人会員
●組織図
●R1事業報告
●R2事業計画

(1) 研究開発活動の展開
技術開発や研究成果の産業化を目指して、六つ(小型ロケット、固体ロケット推進薬、衛星リモートセンシング、小型無人超音速機、宇宙環境利用、宇宙医学・ライフサイエンス)のワーキンググループが活動を展開しています。

(2) セミナーの開催
宇宙科学技術が産業分野に応用される実例を紹介したり、北海道内で開発が進んでいる宇宙関連技術を紹介するため、企業や研究者等を対象として、最前線で研究開発に携わっている研究者を講師に招いて、毎月セミナーを開催しています。

(3) 広報誌「HASTICニュース」の発行
会員を対象に、最新情報や先端技術を紹介したニュースレターやメールマガジンを発行しています。

(4) 市民セミナー等の開催
北海道立試験研究機関や文部科学省宇宙科学研究所等と協力して、一般市民を対象に、宇宙関連の最先端技術や身近な応用例をわかり易く紹介する市民セミナー等を開催しています。

(5) 学会活動
宇宙環境利用に関する国際会議の共催や、宇宙関連研究分野を対象とした講演会の開催を行います。

今後の展望

上記活動の継続・充実に加え、以下の活動を展開し、地域に貢献します。

(1) 次代を担う研究者や工学技術者の育成
宇宙ロボットコンテストや超小型衛星設計コンテスト等の宇宙関連イベントを実施するほか、青少年教育や人材育成を目的とした講座を開講します。

(2) 産業界との連携強化
各種業界や団体との技術交流会を開催するなど、産業界との連携を今以上に強化します。

(3) 試験研究施設の誘致
道内における研究・実験機能の優位性をPRし、各種の宇宙関連研究プロジェクトを誘致します。

(4) その他
関係機関などとの連携強化、受託調査・研究事業の実施、国際交流事業の展開などを図ります。

連絡先

〒001-0010
札幌市北区北10条西4丁目24-1-301
NPO法人 北海道宇宙科学技術創成センター

Tel: 011-398-5505    FAX: 011-398-5506
E-mail: office@hastic.jp

HASTICでは、上記活動を支援してくださる方、または活動に参加いただける方を募集しています。
HASTICへの入会方法につきましてはこちらをご参照ください。 >>入会案内