HASTIC 北海道宇宙科学技術創成センター

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HASTIC TOP NEWS  (2013.9.12)
内閣府宇宙政策セミナー(第3回)を札幌で開催
目的:
 従来、我が国の宇宙開発は政府資金によるものが中心でしたが、最近では、利用産業やユーザーが参画したPFI(民間資金等活用)による衛星開発、中小企業やベンチャー企業による超小型で低コストの衛星開発等、産業の裾野が拡大しています。宇宙利用の拡大のためには、こうした動きを一層推進し、宇宙利用産業やユーザー産業等による新たな宇宙利用の開拓によって、行政、産業、国民生活の高度化や効率化につなげることが必要です。
 本宇宙政策セミナーでは、幅広い分野の産業界や関係行政機関等にご参加いただき、宇宙政策の理解・普及を図ると共に、参加者からのご意見をいただき、今後の宇宙利用の拡大の推進施策に資することを目的としています。
 聴講無料。どなたでもご参加頂けます。

日時:
会場:
主催:
後援(予定):

プログラム:
参加登録:
平成25年9月30日(月)14:00〜17:10(開場13:30)
北海道大学学術交流会館小講堂
内閣府宇宙戦略室
北海道経済産業局 北海道 北海道経済連合会 大樹町
北海道新聞社、十勝毎日新聞社、北海道大学宇宙グループ、HASTIC
こちらをご参照ください
こちらからご登録ください。当日会場でも受付けます。


CAMU-500Pハイブリッドロケット/SNS製液体ロケット
「すずかぜ」 打上げ実験報告(詳細版)
 (2013.9.2)

 平成25年8月10日(土)、北海道大樹町において実施した、推力500 kgf級CAMUI-500Pロケットおよび推力500 kgf級SNS社製液体ロケット「すずかぜ」の打上げ実験に関する最終報告書が纏まりましたので、報告致します。結果の評価は以下の通りです。
すずかぜ
 推力500 kgf級のエンジンを飛行実証出来たことにより、当初から開発目標としてきたエンジンの基本形が完成した。超小型衛星の軌道投入に必要な推力数 tonf規模のエンジンは、今回実証されたエンジンのクラスタ化により実現可能である。また、音速の突破に初めて成功し、機体の完全回収により詳細なフライトデータを取得することができた。機体の形状はCAMUIシリーズとほぼ同一であることから、今回得られたフライトデータと、昨年CAMUI-500Pにより得られているフライトデータの両者により、データの信頼性を確認することができる。解析解が無く、数値計算による予測が困難な音速近傍の飛行特性データを蓄積できたことは大きな成果である。機体姿勢制御のための予備実験としては、加速度と角速度,地磁気,気圧のセンサーを搭載し高加速度飛翔環境におけるセンサー特性を把握する計画であった。しかし発射直後に発生した一部センサーの誤動作により機器全体が影響を受けGPSを除く飛翔中のセンサーデータの取得に失敗した。
CAMUI-500P
 昨年の実験で観察されたドラッグシュートの不時放出を抑止する対策を施した結果、ドラッグシュートが放出されないまま弾道降下する結果となったと予測される。一方、すずかぜの解放機構が正常に動作したという結果も合わせて検討することで、最適な解放機構を実現するための重要な知見が得られると期待できる。機体重量は、昨年の79 kgから今回の68 kgへ、11 kg軽量化できた。推測された飛行履歴から、機体は空中分解すること無く着水点に到達したと考えられるが、機体が回収できていない為詳細な破損状況は不明である。エンジンは設計通りに動作したと思われ、到達高度は昨年実績の 7.4 kmを上回る8.3 kmに到達したと推測される。

▼詳報につきましてはこちら(PDFファイル)をご参照ください。
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