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HASTIC TOP NEWS  (2012.8.10)
CAMUI/SNSロケット 打上げ実験報告
 平成24年7月28日(土)、北海道大樹町において、CAMUI-500PロケットおよびSNS社製液体ロケット「いちご」の打上げ実験を予定通り実施しました。結果の評価は以下の通りです。
CAMUI-500P
 最大推力600 kgf、平均推力520 kgfのエンジンが飛行実証出来たことにより、CAMUI型ハイブリッドロケットの大推力化開発に一定の目途を得ることが出来た。超小型衛星の軌道投入に必要な推力数tonf規模のエンジンは、クラスタ運用も視野に入れれば、本エンジンの技術の延長線上にある。また、超音速飛行を経験した機体の回収に成功し、詳細なフライトデータを入手出来たことにより、最も予測が困難な音速近傍の飛行特性データを得ることが出来たのも重要な成果である。最大飛行速度は477 m/s(マッハ1.4)であった。
SNS社製液体ロケット「いちご」
 推力200 kgf級エンジンの長秒時(28秒)燃焼を飛行環境で実証することに成功した。高度および飛行経路は予定通りではなかったが、コマンド伝送、テレメトリ、および緊急時の飛行中断動作を飛行環境において実証できたことも重要な技術的成果である。

▼詳細はこちらをご参照ください。


速報:CAMUI/SNSロケット、音速規模打上げ実験終了
CAMUIは機体回収にも成功
 (2012.7.29)

 7月28日(土)、北海道大樹町で実施された、CAMUI-500PロケットおよびSNS社製液体ロケット「いちご」の打上げ・海上回収実験は、好天の中、無事に終了しました。
 1機目のCAMUI−500Pは8:06に打上げられました。順調に加速する中、ドラッグシュート(初期減速用の小型パラシュート)とカバーが脱落するのを視認後、通信途絶。動圧により機体が分解したと判断し、メインパラシュート開傘コマンド伝送。その数秒後にデータ復活。高度7400 mから30 m/sで降下していました。機体は、伝送されたGPSデータの近傍、沖合6 km、目標着水位置から2 km東側で回収されました。最大到達高度等、詳細なフライトデータは解析中ですが、音速を突破したことは確実です。回収された機体の機首に貼られたマーキングは、空力加熱により熱収縮していました。
 2機目のSNSロケット「いちご」は、11:55に打上げられました。発射台を離脱後、機体は風見効果により南方向に機首を振り、加速を続けながら水平飛行に移行して行きました。予定軌道からの離脱を視認したため、エンジン停止/ドラッグシュートおよびメインシュートの緊急展開コマンドを伝送。機体から緊急停止コマンドを受信したという応答が届いた直後、通信が途絶しました。通信途絶直前のGPSデータおよび高度データから、機体は目標落下点の西側(警戒円内)の海面に、音速に近い速度で激突したと推定されています。着水後、1時間に渡り付近の海上を捜索しましたが、機体は発見されませんでした。
 大樹漁協、大樹町役場の皆様を始めとして、実験にご協力頂いた各位に心より感謝致します。詳細データが出揃いましたら続報を掲載予定です。

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